七福神宝船より / THE SEVEN LUCKY GODS
寿老人Jurojin
じゅろうじん
長寿延命・健康・無病息災
長寿を授ける神様とされ、白く長いひげをたくわえ、鹿を連れた姿で描かれてきました。長寿延命、健康、無病息災のご利益があるとされます。
本作の寿老人には、北海道を代表する三大魚種の三つ目、昆布(乾燥昆布)を抱えてもらいました。傍らには、長寿の神様にふさわしく、長寿の象徴とされる白い鹿を連れています。
いちばんこだわったのは「手」です。昆布の仕事は手作業が中心で、手を酷使します。そこで、長年働いてきた手、今も働いている手を意識して、あえてしわや節まで描き込みました。神様の姿の中にも、浜で働く人々の手を重ねています。
そうした手を通して、寿老人のご利益が皆さまのもとへ届きますように。
頭巾と衣に描いた主な文様
- 麻の葉(頭巾)
- 六角形の中に放射状の線が入った文様。麻は手をかけなくてもまっすぐ大きく育つことから、健やかな成長を願う縁起柄とされ、魔除けの意味もあるとされます。
- 亀甲(衣)
- 亀の甲羅をかたどった六角形の文様。長寿の象徴とされ、長寿の神様の衣にふさわしい柄として描きました。
- 唐草(衣の縁)
- つるが四方に途切れず伸びることから、長寿や繁栄を表す吉祥文様とされます。
- 七曜紋(袴)
- 一つの円を六つの円が囲む星の文様。日・月と五つの星を表し、星への祈りとともに延命長寿の願いが込められた文様とされます。長寿の神様である寿老人の袴にふさわしい柄として描きました。
- 白い鹿
- 千年を生きるともいわれ、長寿と繁栄の吉兆とされてきました。
※ご利益や文様の意味は古くからの言い伝えによるもので、効果を保証するものではありません。