七福神宝船より / THE SEVEN LUCKY GODS
船の意匠 ― 寶の帆と龍神様の舳先Design of the Ship
ふねのいしょう
海上安全・大漁祈願・開運招福・金運上昇
宝船の舳先は、海と水を司る龍神様の姿にしました。古くから漁師や船乗りに篤く信仰されてきた龍神様が、朝日を背に受け、荒波を越えて船を導きます。龍神様には、海上安全・大漁祈願・開運招福・金運上昇のご利益があるとされます。
帆には「宝」の旧字体「寶」を大きく描きました。字の中に「貝」が見えるのは、昔の中国で貝がお金として使われていたためです。家(宀)の中に玉と貝が収まる、財宝が満ちる縁起の良い字です。帆一面には宝尽くしの文様を散らしています。
龍の首の鱗は、青海波の波を逆さにしたような形で描きました。胴には唐草、腕のように見えるところには亀甲を入れています。
船体の船名が入る部分は、亀甲で埋めました。六角形が隙間なく並ぶハニカム構造は、ずっと安定して続いていく形です。金属の縁には七宝、船の縁には青海波と、これでもかというほど吉祥の文様を入れています。
帆・龍・船体に描いた主な文様
- 「寶」の字(帆)
- 「宝」の旧字体。貝は昔の中国でお金として使われ、家の中に玉と貝が収まる、財宝が満ちる縁起の良い字とされます。
- 宝尽くし(帆)
- 打ち出の小槌、巻物、丁子など、縁起の良い宝物を散りばめた文様。富と幸福を招く吉祥文様とされます。
- 鱗(龍の首)
- 青海波を逆さにしたような形で描いた鱗。龍の力強さと、波を越えて進む姿を表しました。
- 唐草(龍の胴)
- つるが途切れず伸びることから、長寿や繁栄を表す吉祥文様とされます。
- 亀甲(龍の腕・船名の部分)
- 亀の甲羅をかたどった六角形。長寿と吉祥の象徴とされ、隙間なく並ぶハニカム構造は安定と発展を表します。
- 七宝(金属の縁)
- 円がつながって途切れない文様。円満とご縁が広がることを表すとされます。
- 青海波(船の縁)
- 穏やかな波がどこまでも広がる文様。平穏と幸せがいつまでも続く願いが込められています。
※ご利益や文様の意味は古くからの言い伝えによるもので、効果を保証するものではありません。