
鎧をまとった武神で、四天王の一尊として北方を守る守護神でもあります。厄除け・魔除けの力を持ち、勝運をもたらすとされてきました。
本作の毘沙門天は、約1年前に描いた龍を背にした毘沙門天像(「不退転の守護神(毘沙門天)」)のデザインをもとにしています。古い資料を集め、私なりに描き起こしたオリジナルの配色です。腕や脚の文様は、私独自の解釈で、直感のままに描きました。
宝船では、船の最も高い場所に立ち、手をかざして遠く行く先を見つめる姿にしました。厄除け・魔除け・勝運の神様だからこそ、船の行く先を絶えず見張り、悪いことが起こる前に先んじて確かめる――その役目がいちばんふさわしいと考え、船頭に据えました。勇ましく頼もしい姿で、乗る人みんなが安心して航海できるようにとの願いを込めています。
文様が多く、描き上げるまでにかなりの時間を要しましたが、納得のいく姿に仕上がりました。
※ご利益や文様の意味は古くからの言い伝えによるもので、効果を保証するものではありません。

