この「レッドホースサークル」は、2026年に描き上げた一枚です。あるご縁のなかから生まれ、いまは私の手元にある作品を、開催予定の個展であらためて、ご縁ある方のもとへお届けできればと願っています。私にとって、進むべき方向を確信させてくれた、大切な意味を持つ一点です。
赤い馬 ― 幸運を呼ぶ、力強き象徴
主役は、堂々たる一頭の赤い馬。赤い馬は、古くより幸運の象徴として伝えられてきました。馬を描くのはこれが初めてで、その姿かたちや、もっとも凛々しく見える一瞬を掴むまでには、ずいぶんと苦心いたしました。それでも一筆一筆を重ねるうち、力強さと気高さをまとった馬が立ち上がってきたときには、確かな手応えを感じました。
黄と緑の背景 ― 直感が選んだ色
背景の色は、はじめから決めていたわけではありません。何色にしようかと思案していたとき、直感的に浮かんできたのが黄色と緑でした。その直感に素直に従って筆を進めました。描き始めは少し違和感もありましたが、仕上がった画面を眺めると、不思議と目になじみ、心地よく見やすい。直感は正しかったのだと、あらためて感じた一枚です。
528Hz のサイマティクスサークル ― 愛と調和の響き
画面に描いた円(サークル)は、528Hz という周波数が生み出すサイマティクスの文様です。528Hzは「愛と調和」の周波数といわれ、その響きが描き出す波紋を象徴として重ねました。細い線を一歩また一歩とつなぎ合わせていく、思いのほか時間のかかる作業でしたが、出来上がったときに立ちのぼる波動――見る人に訴えかけてくる何か――は、やはり格別でした。円は、幸運や調和が次々とつながり、広がっていくイメージでもあります。
目指す方向を確信した一枚
赤い馬の力強さと、サイマティクスサークルの静かな響き。このふたつが重なったとき、私は「自分の目指すところは、まさにこの方向だ」と確信することができました。感謝と調和を、目に見えるかたちに宿していく――これからの制作の指針を指し示してくれた、私にとって節目の作品です。
飾る場所を選ばない、勢いの一枚
S25号・約80cm四方の大型作品ゆえ、飾ったときの迫力はひとしおです。幸運の赤い馬と、愛と調和の響き。事業を営まれている方、あるいは新たな勢いを求めておられる方のもとで、その空間に力を添える一枚になればと願っています。応接室や玄関、店舗やオフィスなど、人が集い、気の流れる場所にとりわけ映える作品です。下に、飾ったときのイメージをいくつかご紹介いたします。
絵画作家 光日子(こひこ)